円覚寺 塔頭 雲頂菴

菴主の話

雲頂菴という寺を守る住職として、日々考えていることをお話していきます。

「きっかけ」をつくる

お寺は、「亡くなった過去の人の事ばかりやっている」「未来を見ていない」などといった印象をもたれがちです。
でも本当は、生きている人間のために開かれている場所なのです。

普段は生活に追われていて、「死んだらどうなる?」などと考えない人も、お葬式や法事の時には、「そういうことも考えなきゃいけないな」「そんな歳になったね」と感じるでしょう。

 
「人生には終りがある、その終りが来るまでどう生きようか」
 

お寺で執り行う仏事は、参列した有縁(うえん)の人たちの「生死(しょうじ)の問題」をはっきりさせる、きっかけの一つになっているのではないかと思います。
 

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