円覚寺 塔頭 雲頂菴

菴主の話

雲頂菴という寺を守る住職として、日々考えていることをお話していきます。

正月のお勤め

欽賀新年
本年も宜しくお願いします。

この1年、私たちにとって良い年となりますように。
そして、そうなるように行動していきたいと思います。

 
毎年お正月、私たちが寺の勤めとしてやっていることの一つにご祈祷があります。
三が日の毎朝、円覚寺本山で、仏殿、舎利殿、方丈と各お堂をまわり、それぞれ新年のお経をあげ、ご祈祷をします。
諸堂を渡り歩くので、「諸堂渡諷経(しょどうわたりふぎん)」と言います。

元旦、円覚寺では除夜の鐘を1時頃まで撞いています。
そしてもうほとんど寝ないで新年の行事が始まります。
朝5時から、万民のために五穀豊穣や平和を祈るのですが、3日間、早朝2時間ぐらい祈祷のお経を読みます。
この儀式は、どなたでも見学することができます。

祈祷したお札は、お檀家に送ります。
三が日のお勤めが終わった3日の午後はちょっと休み、4日に発送の準備をして、5日には投函する。
だからもう5日までは必死!……という感じなのです、実は。

7日の朝になると門松を取り、お鏡も下げます。
そして11日の鏡開き以降、日常に戻ります。
 

来週は、雲頂菴のお正月についてお話します。
 

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